日記
紫水 もか
『・・・。』
ポケット越しにジャージを押し込むように伸ばし、下半身を隠しながら歩くわたし。ポケットには泥まみれの
ハーフパンツを拾ったビニールに入れたものも入っています。
どこかに水場が無いか探しましたが、結局周囲には無く。川で洗うことも考えましたが、それも雑菌が
ありそうなのでやめました。
『げ。』
気が付くと川原から離れて、繁華街の入り口まで来てしまいました。
繁華街と言ってもいち地方の商業施設の密集地なので、人でごった返しているわけではありませんが、
人とすれ違わずに通るのは100%無理な場所です。
きびすを返そうとするも、わたしの背後からスーツのサラリーマンが通り過ぎようとしているのに気づきました。
早足で逃げようとすると、その向かいからも人が・・・!
わたしは顔から湯気が出そうなほど真っ赤に茹で上がり、ジャージが破れんばかりに下半身を覆い込み、
体を石のように硬直させました。
『(お願いお願い気づかないで!!)』
必死に強く願うわたしに反して、何事も無いようにすれ違う通行人。拍子抜けしたわたしは、しばし呆然と
しました。
冷静に自分の姿を見れば、確かにジャージの下にショートパンツかスカートでも穿いているような見た目だし、
杞憂だったようです。
その後もとっかえひっかえ人が通るも、全然こちらに気を止める人がいない状況に、少しずつ気持ちに余裕が
出来始めます。
『(わたしがノーパンのフリチンでいるのも知らないで・・・。)』
若いカップルや若者グループが談笑している横ではしたない格好でいるわたしは、何か背筋にぞくぞくと
するものを感じました。
ふと、ファストフード店の強い明かりが目に入りました。匂いと活気につられて近づくわたし。
ウインドウから店内を覗き込み、知り合いがいないことを確認します。
目の前のテーブルには、トイレに行っているのか、食べ物だけが置かれた状態になっています。
周囲を見ても、こちらに視線を送っている人はいなさそう。
それに気づくと、わたしは咄嗟にジャージをめくり上げました。
おっぱいと包茎チンチンがぶるんと露になり、涼しい風を全身が撫でます。
ぷるぷるとした皮被りのチンチンの先っぽからガマン汁が糸を引いているこの姿、一人にでも見られれば
もうおしまいです。
緊張と外気で、キンタマがきゅっと縮んだ気がしました。
『いち、に・・・さん・・・。』
心臓を高鳴らせながら、カウントするわたし。膝の震えがチンチンに伝わり、執拗にプルプルと
揺れています。
『はっ!』
カウント5で、レジにいた店員と目があった気がして即座にジャージを戻し、その場から
全速力で逃げ出しました。
『はっはっはっ!み、見られたかな・・・!?』
涙目で後悔の念を浮かべるも、ジャージの中に包み込んだわたしのおちんちんは、むくむくと膨らみ
硬くなっていました。
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今更ですがもかは最初と比べると少し髪形などをマイナーチェンジしてまする。
自分としてはこれくらいのサイズの方がビジュアル的にもいいかなと。あと、包茎がモザイク無しでOK法案を
誰か通して下さいおにがします。
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