日記1
紫水 もか
ハズキ「これは、お客さんに握られちゃってるところだね♪」
『ぐっ・・・!』
お盆で手がふさがっているところを、ぎゅって握られた瞬間・・・。
こんなのまで撮られていたなんて・・・!
学費払うためにこんなバイトしたのが間違いでした。自給につられて行って、
その日にやめてしまったほどですし。
この、わたしのおちんちんを握っている人も意地悪で、離して離してと
お願いしても、まるで乳搾りみたいな手つきでひねってきたり。
この辺から勃起させられちゃって大笑いされたんだっけ・・・。
ハズキ「もかちゃんこういうの好きなんだ♪」
『す、好きじゃない・・・!いや、っていうかわたしでは・・・。』
そろそろ言い訳も出来なくなってきます。顔がま近すぎるし、いくらメガネを外して
髪を結んでもバレバレです。今のわたし自身顔を真っ赤にして汗だくになっているの
だから誤魔化せていないのも事実です。
少し落ち着かなきゃ。目の前に置いてあるキャラメルマキアートのストローを咥えて
チューチュー吸う。緊張で味がしません。
ハズキ「でもさぁ、包茎ってことはお付き合いとかもしたことないの?」
ふいに噴き出すわたし。少し鼻から出た・・・。
包茎だからってお付き合いしたことないなんて断定できないはずなのに!
だって、わたし女性器もついてるからそっち使ったかもしれないじゃない・・・!
・・・両方使ったこと無いけど。
『だ、だからわたしじゃないって・・・!』
ハズキ「・・・しょうがないなぁもぉ。」
ため息混じりにハズキちゃんが取り出したのはデジタルカメラ。
わたしは嫌な予感に血の気が引きました。
GOTONEXT!
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