日記
紫水 もか
デジカメで再生されたのはわたしがおちんちんをお客さんに握られている
動画でした。わたしは背筋が凍りました。
モニタ内『うはぁっ!や、やめてください!おちんちんそんなに握ったらぁああ!!』
『うわっ!うわっ!』
結構な音量で再生されるカメラに、わたしは大げさに両手を振りました。
それでも停止してくれないハズキちゃん。むしろ意地の悪い顔を
こちらに向けるばかりです。
皮を被ったままのおちんちんを擦りあげられ、タマタマまで転がされている モニター内の
わたしは目を白黒させて喘いでいます。
しかも両手にはお盆を持っており、抵抗が出来ない状態です。お店の方針で、わざとそのような
持ち方をさせられてはいたのですが、今冷静に見るとこの姿は滑稽極まる姿でした。
『やめて!止めてお願い!!』
チンチン、タマタマだけに限らず、おっぱいもブルブルと震えて、それを観ている
お客さんもモニター内で大騒ぎ。くぅ・・・こんな事になるならやらなければ
良かった・・・!
ハズキ「そんじゃあ、あたしのお願い訊いてくれる?」
『え、でも・・・。』
音量がジワジワ上がる。わたしは大声を上げてそれをかき消す。
両手を合わせて拝むようにハズキちゃんの方を向きます。
『わ、わかったわかった!言うこと訊くから・・・!!』
プツンとモニターが切られる。安堵のため息が自然と出ました。
改めて自分が破廉恥なことをさせられている姿、でも、モニター内のわたしは
気持ち、瞳が潤んでいて嬉しそうだった気がします。
ハズキ「それじゃあさぁ!」
あぁ、どうせ部活に入れって言われるんだよなぁ。わたしは乗り出した姿勢を
ただし、席につきました。
ハズキ「えっと・・・さぁ・・・。」
はきはきした声が急にしどろもどろになるハズキちゃん。
面食らったわたしは首を小さくかしげながら、伏し目がちになった彼女の顔を
覗き込みました。
ハズキ「今晩モカちゃんち、泊まっていい?」
『えっ、だめ・・・。』
反射的に断るわたし。まず家族に会わせたくないし部屋も汚いし、
見せたくないものも結構あるから・・・。
肩からコケたハズキちゃんは、しばらく唖然としながらも、少し
顔を膨らませて再び再生ボタンを押した。
モニターの『えひゃぁあああ!!』
びゅるるっ!
まさに射精してしまった瞬間の姿が!わたしは再度大手を振って声を張る。
これほど騒げばむしろ周りの人たちに怪しまれていたかもしれませんが、
この時は必死でした。
モニター内ではひと仕事終えたような表情で、情けなく鼻をたらした気の抜けた
顔を晒しています。
『ごめんごめんごめん!!ほかの!ほかのなら!!』
ハズキ「ぐぅ・・・じゃあ、部活のマネージャーでいいや・・・。」
何度も首を縦に振るわたし。かちりと停止ボタンが押されて、安堵した途端
自分の全身から大粒の汗が流れていたことに気づきました。
・・・っていうか、あれだけ入部を必死に勧めてたくせに、
いざとなったら「家に泊まらせろ」ってどういうことだったのだろうか・・・。
疑問が残るなか、わたしは何故か脳内でさっきの映像が再生され続け、股間が
強く張っていることに気づきました。スカートでよかった・・・。
GOTONEXT!
TOP
この著作権はかめべやにあります♪